せっかくの一戸建てを建てるのであれば、設備にもこだわってみませんか。使い勝手や室内環境が悪いと、せっかく建てた家をいかしきれず、もったいないことになってしまいます。そのご家庭にあった設備一つで格段と生活がしやすい住宅になります。オススメの設備をご紹介します。
一つ目はIHコンロです。お料理が好きな方だとガス火を希望されるかもしれませんが、最近ではオール電化の家も増え、何よりお手入れのしやすさはIHコンロならでは。年齢を重ねても火の消し忘れや、ガス栓の閉め忘れなどの危険性がないこともその理由です。小さなお子さんがいるお宅でも、炎が発生しないため安心して一緒にお料理を楽しめます。
オール電化の一戸建てならば、太陽光発電パネルを屋根に設置するのもオススメです。発電量や電気使用量、売電量などが分かり、モニターパネルに数字として出てくるので、子どもたちにも節約を知ってもらうきっかけになります。太陽光発電を付けたことで使用量も減って、光熱費が下がったという家庭は多いようです。また災害時に停電になっても最低限の自家発電できるなど安心にもつながります。
とはいえ、寒すぎたり、暑すぎたりすると、電気の使用量が気になってもついついエアコンを使いすぎてしまうことがあり、光熱費のアップにつながってしまいます。二重窓や床暖房といった設備も考えておいた方がよいかも知れません。二重窓で外気が入ってくることもなく、暖かい空気が窓から逃げないので、常に室内を快適に保てます。床暖房で床が暖かいと、それだけでもかなり体感が違うのです。
田舎には空き家が増えている一方で、都会では土地代が高く、狭小住宅が多くなりました。そんな中でロフトを物置として設置しても、結局いらない設備だったと後悔する声もあります。その理由として、ロフトは家の中でも高い部分にあるので、夏場は熱気がこもります。物を保管するにしても熱い場所に置いて問題ない物に限られてしまうのです。また、はしごなど不安定なものを使って上がっていくことになるので、年を重ねたら使用は困難です。いらないとする一方で、子どもの遊び場にする家庭もあれば、収納率がアップしてありがたかったという声もあります。
家々によって、家族構成や人数、性別、年齢、生活スタイルも異なるのですから、全く同じ設備がオススメだとは言いきれません。自分たちの生活に合わせて設備を検討されてはいかがでしょうか。